Wohnen in Deutschland
住まいとアパート生活

energy-kosten-familie Energie und Strompreis
エネルギーと電気代

新しい電化製品はエネルギー効率が向上していますが,電気代の値上げに追いつかず,家計に占めるエネルギー料金は高くなるばかりです。前世紀,1900年代までドイツでは電気代を気にする人は少なかったようですが,近年はほぼ全家庭の出費に響く出費のトップに入っています。
左記は,一般家庭の月々の出費としてのエネルギー費用(ガソリン代も含む全ての光熱費)の平均ですが,2012年には250ユーロ弱まで上がりながら,今年2014年は270ユーロ位までさらに増えることが予想されています。光熱費の高さは地域にもより,ドイツで最も高い州はテューリンゲン州とヘッセン州です。
ドイツでは,電力会社は値上げ前に通知することが義務付けられていますが,ドイツの電力供給会社152社の内,値下げを提示しているのは現時点では4社に過ぎず,他の全社が3.2-8.8%の値上げ率を予定しているので,一般家庭で今年は光熱費が最大100ユーロ増える覚悟が必要です。
じゃあ,安い別の電力会社に替えようか,という気にはなるのですが,ベストではなくともベターな会社を選ぶことさえ,どこからどうやって始めたらいいのか分からないのが現状です。
保証はしませんが,オンラインで居住地域の電気代と電力供給会社を検索したい方は・・・
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そこで,いろんな電化製品を購入する際に,もっと注意してみたいのがEU規定のエネルギー効率です。その前に,一般家庭にある電化製品がどの程度電気を消費して,いくらぐらい料金を支払っているのか内訳を知っておくことも参考になります。最近は家庭のコンピューター,そして多くの日本人家庭ではテレビなども一日中つけっぱなしになっていますが,まず注目すべきは,冷蔵庫のような常に電気を消費している製品です。
節電のイニシアティブ団体は,冷蔵庫,テレビ,洗濯機,調理オーブン,その他の電気製品があるとして,1人住まいの場合,1年間で平均230-370ユーロの電気代出費を計算しています。
>>> Energiewende


Energieeffizienzklasse
エネルギー効率クラス

energy-efficiency一般家庭の三大電気消費製品は,冷蔵庫,洗濯機,そして電気オーブンレンジです。
EUは1994年に規格化されたエネルギー効率表を導入しました。
エネルギー効率が最も高い節電製品はAクラス,最も低い製品,つまり電力消費量と無駄が多い製品のGクラスまで,7段階に分かれています。

現在では,テレビや電球までこれらの等級表示が記されていますが,近年冷蔵庫のエネルギー効率がさらに向上したため,特別等級も新たに設けられています。
同じAでも最高級は,"A+++" となっていましたが,ほとんどの冷蔵庫がA以上になったため,2012年7月以降は,ドイツでは,A+ 以下の冷蔵庫は販売禁止となっています。
環境保全のための節電の意義もありますが,やはり自分の出費節約が大事。それを考慮しても,10年以上も古い冷蔵庫なら新品と取り替えた方が良いどころか,数年で元がとれるようです。

また,2014年9月から,電気掃除機も対象となりました。現在市販されている電気掃除機の平均出力は1800Wですが,1600W以上の掃除機は販売禁止になっています。EUとしては,2017年までに最大出力を900Wまで落とす計画です。もちろん効率は落とさずに。しかし,掃除機に関しては出力と消費電力だけでは測れない部分があるのも事実です。つまり吸引力。それで,電気掃除機のエネルギー効率クラスでは,絨毯の床などの吸引力レベルも記されていますので,これから購入を考えられている方は詳細ラベルもよくご覧ください。