Wohnen in Deutschland
ドイツの住居と不動産

cartonUmzug & Transport
引越しと運送

理想的には,月の最終日に古い住居を出て,新住居の家賃は翌月から払うような計画だと無駄がないのですが,なかなかそうは進まないので,やはり緩衝の期間をおいておくと余裕をもって引越しできます。その場合でも,

■ (仲間の手を借りて)自分たちだけで行う
■  不法就労者の引越し業者(人たち)を探す
■  自分で引越し運送を手配して,一緒に動く 引越し運送業者またはブローカーにすべてを依頼する
などの選択になると思います。

すべてを引越し業者に依頼して,自分たちは身体を移動するだけ,のリッチな人ではない場合の留意点について記します。

引越し業者の探し方

引越し業者に依頼するにしても極安を探すことのみに集中するとリスクも伴いますので,仕事の内容や条件を調べながら,安心・安全の信頼できる適度な業者に発注することを心がけたいものです。
まずは,自分たちの荷物の量が分からないと何も始まりません。どこに依頼するかは決まっていなくても業者に頼むことは分かっているならば,何も準備していなくても,自宅に来てもらって見積もり作成を頼むこともできます。その際,無料・無条件(unverbindlich)であることを口頭でいいので確認してください。電話やインターネットで探す際は,家具の種類,ダンボール箱の数,新旧のアパートの階数,エレベータの有無などを訊かれます。アパートの上階の場合は荷物の積み降ろし用のクレーンを用いると仕事が速く進みますので,割増料金を考慮しても大きな利点があります。
運送業者は荷物の量を立法メートルで計算するために,ダンボール箱の総数は大事ですが,まだ梱包も始めていないダンボール箱の数は素人にはなかなか予測できません。一般的には,事前に予想したよりもかなり増えると思った方がよさそうです。
インターネットを介してオンライン見積もりを依頼する場合は,荷物の量と種類を把握しておくことが大切です。見積もりに沿って発注して,引越し日に実際の荷物量が多いことが分かると,もう別の選択技はないわけですから,言われるままに超過料金を支払う以外にありません。とは言っても,万が一,そのような事態になったらまず交渉してください。チップはいずれにしても必要ですが,作業者リーダーに「これは領収書に記さなくてもいいですから・・」と言って現金を渡すと丸く収まることもよくあります。でもその前にまず相談・交渉を!
インターネットでは,条件を書き込むと複数の業者からメールで見積もりが届きます。もちろん無料で,縛れる義務条件もありません。
いずれにしても,おおよその引越し期日が分かり次第行動を起こされることを推奨します。人気・評価の高い業者や月末・月初めは特に,早い時期から予約が埋まるようです。
>>> umzug-easy - http://www.umzug-easy.de/

また,新聞広告や職業電話帳などには,何人・何時間・トラック付きでいくらという低料金制もありますので,そのような場合は,箱の数などは余り問題にはなりません。ただし,チップは現金で用意します。チップの額は一概には云えませんが,全日の引越しの場合,個人的には,1人あたり20ユーロぐらいが適額だと思います。もちろん,非常に重い家具が多かったとか,予定外の仕事をしてもらった場合などは,臨機応変に。

トラックを借りる

ドイツの普通免許証(Klasse B)で,最大重量3.5トンのトラックを運転できます。自分で運転して荷物も運べる自信があっても通常は少なくとも数人の助けが必要です。運送用トラックを自分で運転するけれども,助けが欲しい人は,トラックと人を借りることも可能です。

アパート前にトラックの駐車場所を確保する届出

引越しのときは,アパートの玄関前にトラックが駐車できることが理想的です。1トンクラスのトランスポーターぐらいなら,自分の乗用車を前日から駐車して運送者が来るまで待つ手もありますが,大きいトラックの場合は必ず,そうでなくても都市の中では駐車禁止表示(Halteverbot)の申請を推奨いたします。
注)ゴミ箱や椅子などを置いて場所を確保する方法は違法ですのでリスクがあります。駐車・停車が許可されている道路脇は自動車のみが使用できる場所ですの,イジワルな人に警察に電話されたり,駐車禁止係官に見つかったり,または人が転ぶなど事故が起こると責任を問われます。
15メートル長の道路の駐車禁止表示ですが,都市によって料金は大きく異なります。10ユーロの自治体もありますが,都市では60~80ユーロ(ベルリン,ドレースデン,ハンブルク,ミュンヘンなど)から160ユーロ前後(デュッセルドルフ,フライブルクなど)まであり,中都市以上では大きさには関係ないようです。
専門業者に引越しを依頼している場合は業者が手続きを行うのが一般的です。

オンラインでの申し込みサイト

>>> https://www.platzda.de/
>>> http://www.ummelden.de/halteverbot-beantragen.html

引越し用のダンボール箱

専門業者が使用するダンボール箱は,標準サイズ・標準品質の箱をはじめ,衣服用(ハンガー付き),食器・陶磁器・ガラス容器用,書籍用(重いもの)など,様々ですが,個人で財布の中身を見ながら手配するダンボール箱でも用途と重量に沿ったサイズ・質・数を計算することが必要です。標準サイズは,60(長) x 35(幅) x 35(高)で74リットルの容量です。単式波型より二重波型のダンボールの方が高い強度をもっています。もちろん,運びさえ出来ればいいので自宅にある袋や箱を用いていも構いません。しかし,箱であり且つ同サイズの箱が一定量あると作業員の運搬と積荷の効率が格段に向上するので,彼らにばらばらのモノや袋を運んでもらうのは,時間的・金銭的・労力的にもったいないと思います。
また,箱1個は重くても20kg以内(できれば10kg前後)に抑えた方がよく,重い箱には,“ Achtung ! Schwer !!“ などと記しておくと,作業者も持ち上げるときに心の準備が整えやすくなります。箱の上下の表示が必要な場合もあります。

古いアパートを出るときの最終チェック

ガスの元栓などを切って,アパートをきれいにした後の最終チェックは誰でも行うと思いますが,その日までに電話線を切っておくこと(電話番号の解約)は重要です。電気などはメーターのチェックは済んでいると思いますので,逆に裸電球ぐらいは残してあげたほうが次の入居人に親切です。しかし,電話線が通じているとソケットなどがなくても悪用される恐れがあるので,注意してください。

- 家賃の敷金を計算しておく
- チェックリストの作成
- 各種届出(新住所,自家用車,)

引越し料金は税金控除の対象

転職による引越し,または現在の職場への通勤が1時間以上短縮される引越しにおいては,引越し費用は所得税申告のときに,Werbungskosten(必要経費)として税金控除の対象になります。外国(日本へなど)への引越しでは,国境までの運送費用が対象枠です。
個人的な理由による引越しの際は,家計関連サービスとして税金控除の対象になります。運送用トラックのレンタル費用(領収書要),チップ(領収書不要)なども認められます。