Wohnen in Deutschland
ドイツの住居と不動産

houseWohnungen und Wohnungssuche
住居とアパート探し

ドイツで住居を探すことが困難なのかどうかの判断はなかなかできません。 一般的には,ミュンヘンを筆頭に,フランクフルト,ベルリン,デュッセルドルフなどの都会ではむずかしい,そして4部屋以上のアパートは少ない,などとは言えるでしょう。また,ドイツ国内で家賃が急上昇している都市は,ベルリン,ハンブルク,フランクフルト,ミュンヘンです。しかし,空きアパートも非常に多いわけですから,時間がない場合は,「金さえ出せば」または「条件を少し落とせば」見つからないはずはないと思います。 「金さえ出せば」という意味は,不動産会社に依頼したり,相場よりも1~2割高い家賃物件でも見てみる,ということです。相場よりも安い家賃のアパートには希望者が群がるのでドイツ語が達者で迅速な行動を起こせないとほぼ無理です。

「条件を少し落とせば」という意味は,自然に恵まれた環境,高級住宅街,最新の改装,面積や部屋数などにおいて妥協すれば,ということです。条件があまりよくなく,相場よりも高い物件を不動産会社で見つけて,短期間しか住まないとなると,最悪条件になります。 いずれにせよ,恐らく,ミュンヘンを除くと,日本の都市よりも家賃が高い場所はないと思います。
ただ,この数年,多くの都市で,新築または改築された高級アパートが増え,2000ユーロ以上の家賃を払える裕福層には選択幅が広がっていますが,低所得者はもとより,一般の人たちには厳しい状況になりつつあることも事実です。
また,近年多くの家主が,入居人の家賃支払いの保証として,保証金とは別に SCHUFA などからの信用情報も求める傾向があります。
>>> SCHUFA 信用情報とは

ドイツの賃貸アパートでは,暖房設備が義務付けられています。しかし,暖房設備の種類や方法は問いませんので,古いアパートの場合は炭を入れるオーブンなども残っています。個々のアパートで独立した暖房機器,建物の地下の暖房設備(ボイラー,ガス,灯油)から各世帯に送られるパイプ,近代アパートのセントラルヒーティング,地域一帯の遠隔暖房など様々ですので,アパート見学のときに質問されることをお勧めします。料金にも大きく影響しますので,月々の平均料金も訊かれたらいいと思います。

他の欧米諸国と比較すると,ドイツでは不動産会社の仲介物件が多いですが,日本との比較では格段に直接取引が多いと思います。不動産会社の場合の仲介料金は最大2ヵ月分の純家賃(19%の付加価値税加算)と定められていますが,ほとんどの業者が最大権利を要求しています。

賃貸アパートを探すときの注意

  • 自然光(太陽)が当たる昼間に見る
    陽が差し込む時間や方向は説明だけでは分かりませんし,壁の損傷箇所や浴室のカビなどを,家主が隠すことも考えられます。
  • 事前調査
    該当地区の家賃の平均相場は,住所が分かった時点でインターネットで調べられます(Mietspiegel)。
    また,前もって住居の周りを散策すると環境の概要が分かります。
  • 妥協案を考えておく
    特に都会や,小さい町でも大学町などは,条件の良い物件には応募者が詰めかけるので,外国人が競合するのはむずかしいと考え,前もって妥協案を頭で計算しておくと「決めますか?」といわれたときに即答できます。
  • 質問はいくらでもする
    ドイツ人は(勿論人によりますが)かなり細かいことまで質問します。ですから,大家さんにしろ,不動産屋さんにしろ,質問に躊躇は不要です。訪問前にメモをとっておいてもいいかもしれません。Fragen kostet nichts!
  • しっかり見る
    失望したり,逆に一目惚れした場合は別ですが,通常はしっかりと隅々まで,何度でも,いろんな角度から創造力を働かせながら,しっかり見ることが重要です。後で,記憶を辿っても,実際はかなり違ったアパートであることがほとんどです。
  • 早い決断
    むずかしい部分です。一方ではじっくりと考えることも大事ですが,他方では物件に興味を持っている競合者が多い場合,即答しないと逃してしまう恐れ大です。
  • コストの確認
    共益費だけではないことも考えられますので,他にコストは必要ですか,の質問は大切です。また,特別な改装が行われていたり,前の住民が売りたい家具などがあることもしばしばです。ケチらず,しかし,あまり気前よくならず,お互いが納得する商談能力も時に必要になります。基本的には自由取引ですが,売る人は,最大でも新品価格の50%以上を要求することはできません。

賃貸アパートの探し方

  • 地方の日刊新聞(土曜版に多い)
    水曜日にも不動産広告が掲載されていますが,土曜日の方がずっと多いです。
    「アパートを探しています」の個人広告を出すと結構反応があります。勤務先の会社に掲載を依頼できるようであれば,チャンスはさらに上がります。
    数十ユーロで得られる「当社の秘書/従業員/社長が,XXX のアパートを探しています」的な個人広告は大家さんにも信頼性を与え,効果は大きいのです。
  • インターネット
    >> immobilienscout24
    >> immonet
    >> immowelt
    >> meine stadt
    >> Kalaydo
    >> Wohnungsboerse
    >> null-provision 直接(不動産なし)
    >> ohne-makler 直接(不動産なし)
  • 不動産会社
  • 住宅局/住宅組合(Wohnungsgenossenschaften/Wohnungsbaugesellschaften)
  • 社会福祉住宅(WBS)
    WBS で提供されているアパートはフランスのような高層公団住宅は少なく,普通のアパートと同じですが,とても低い家賃が設定されています。証明書が必要ですが,給料が少なかったり,扶養家族がいる場合などは,問題なく取得できるようです。
  • シェア・アパート(主に学生)
    >>> Wohngemeinschaft
    >>> 学生用シェア

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