電気自動車の購入者に最大4000ユーロの奨励金

nissan leafhelios0012016年7月から,100%の電気自動車の購入者には4000ユーロ,ハイブリッド車には3000ユーロの補助金が国から支給されるようになりました。
ガソリン車(ディーゼル車)からの脱却に遅れをとったドイツ自動車メーカーおよび消費者に対して電気自動車の購入を奨励する目的で用意された金額は12億ユーロ。
12億ユーロの支給額全額が使い果たされた段階で,奨励策も終了される予定です。
ざっと計算すると,30万台の電気自動車または40万台のハイブリッド自動車に相当します。
しかし,ドイツ政府と自動車メーカーが半々で奨励金を負うことになっているので,自動車メーカーによっては新車購入で通常行う割引を止めたり,最終価格が操作されることも疑われています。

いずれにせよ,電気自動車の購入者は購入後10年間は車両税も無税となり,電気自動車の保有者は所得税においても優遇されます。

ドイツの自動車メーカーでは,ダイムラー,BMW,フォルクスワーゲンなどですが,日本の自動車メーカーで最初に参画したのは日産自動車。電気自動車のベストセラーとしてドイツでも人気の高いニッサン・リーフは18.365ユーロ(2017年現在)という他社の追随を許さない価格になり,ルノーは自主的にさらに1000ユーロの値引きを公表しています。

ドイツ国民の税金を使って,裕福層の電気自動車購入を支える有害政策,という見解もありますが,早ければ今年2018年の年末,遅くとも2019年の6月には奨励金支給は終了すると見られていますので,電気自動車の購入をお考えならば今が最適な時期ともいえます。

ただ,多くの希望購入者のネックとなっている充電設備の不備については,まだ多くの課題が残っていることも付け足しておきます。

 

プログラム提供元: CComment