ドイツの代表的な料理と調理法

ドイツの代表的な料理と調理法

定の料理や味付けを指さなくても,ドイツ人だれもが認める国民食ではなくても,ドイツ的というか,どこか典型的なドイツの感じがする料理というのは確かにあります。

時代の流れにややいってんぽ遅れて変わっていくのが,このおばあちゃん料理という奴です。
また,日本料理で,焼く・蒸す・煮るなどと言うように,ドイツ料理でも基本的な調理技術があり,和訳すると同じだけど,中身の意味は違うというのも結構あります。

そして,ドイツに限りませんが,どのような暖かい料理にもなくてはならないとても大事な要素にソースがあります。
日本のカレーライスのカレーのようなもので,ソースをどっぷりかけてはじめてドイツ人の満足そうな表情を伺うことができます。

ドイツ料理の調理でよく使われる用語:


Kochen(コッヘン)

料理する,茹でる,お湯が沸騰している状態を続ける,などの意味を持つ,やや微妙な語彙ですが,調理を意味する最も一般的な言葉です。

Blanchieren(ブランシーレン)
湯引き

Garziehen/Garen/Köcheln(ガーツィーエン/ガーレン/コッヘルン)
沸騰させず多くの湯(70-98度)でことこと煮る

Pochieren(ポシーレン)
100度以下の沸騰していない湯で茹でる

Dämpfen(デンプフェン)
蒸す,日常的ではないのでセミプロの領域

Kochen im Dampfdrucktopf(コッヘン・イン・ダンプフドゥルックトプフ)
圧力鍋で煮こむ。調理時間の短縮(野菜類: 30-35%,肉類: 70-75%)

Dünsten(デュンステン)
蒸らす,オイルと水がわずかに残った鍋に蓋をして100度で熱を通す

Wasserbad(ヴァサーバード)
熱湯に直接触れさせずに徐々に暖めること,ソース,生クリーム,バター,卵黄など

 

シュペッツレ

シュペッツレ

Spätzle

パスタの種のように,小麦粉,鶏卵,ぬるま湯で捏ねるのですが,普通の麺との違いは柔らかさ。
まな板にどろどろの柔らかい状態でのせた種を包丁で1本1本素早く湯の中に入れて,さっと湯がきます。

ザウアーブラーテン
  • 調理時間の目安: 実働30分 | 3日間保存
  • 作りやすさ: 少し大変

ザウアーブラーテン

SAUERBRATEN

ドイツを代表する料理として多くのドイツ人が挙げるトップクラスに入っていますが,調理法や味付けは地方によって大きく異なります。

リンダー・ルーラーデ

リンダー・ルーラーデ

RINDERROULADE

ザウアーブラーテンに並び,ドイツの国民食と呼べる人気料理

擦りポテトの掻き揚げ

擦りポテトの掻き揚げ

Kartoffelpuffer

料理というよりは軽食スナックに近い「じゃがいもの掻き揚げ」です。掻き揚げとは云っても,擦りじゃがいも,擦り汁,小麦粉などを混ぜ合わせたポテトフライなので,形や味も本来のじゃがいもとは離れています。
揚げたて,そのままでも美味しいですが,アップルピュレーなど,りんご味の甘いソースが合うようです。バイエルン地方では,やはりというか,ザウアークラウトと一緒に食する方法もポピュラーです。

ドイツはもとより,東欧諸国やロシアの方でも同じような料理があります。
外国はもちろん,ドイツ国内でもさまざまな呼び名が付けられています。
Kartoffelpuffer, Erdäpfelpuffer, Reibekuchen, Reiberdatschi, Reibeplätzchen, Dotsch, Kartoffelpfannkuchen, Kartoffelplätzchen