facebook infografikソーシャルメディアの功罪については,アメリカや日本よりもヨーロッパでの方が討論の対象になっているような気がします。ヨーロッパ,特にドイツから,フェイスブックにロードされた不道徳なテキストや画像の公表差し止め要求が多いため,アイルランドのフェイスブック本社がドイツのジャーナリストを招待して説明に努めたレポートが掲載されていました。

ドイツでは,ソーシャルネットワークを利用した極右グループの過激な発言が以前から問題になっており,欧州委員会と共にフェイスブックの提訴も何度か試みています。今回,フェイスブックがどのような基準でデータのフィルター化やロードされたデータのチェックや管理を行っているのか,専門部署が設けられているのか,何人ぐらいのドイツ語堪能スタッフが働いているのか,などの質問がなされましたが,訪問したジャーナリストで納得できる情報を得た人はいなかったようです。

難民問題でも最も大きな課題に直面しているドイツは,メルケル首相の発言やドイツの現状が,勝手に,そして巧みに誇張,演出されて,ソーシャルメディアを通して広く流れているため,中東諸国にいる難民の脱出を促すと共にドイツ国内の極右グループを唆している現状があります。

プログラム提供元: CComment