ベルリン

まずは地元の雑誌から情報収集

 

tip zitty w400TIP vs ZITTY

ベルリン市民,正確には西ベルリン市民がベルリンの情報源として購読していた(東京のぴあのような)週刊誌は,Tip派とZitty派に分かれていたといっても過言ではありません。
東西ドイツ統一後,他の都市でも発行を始めると共に,新聞社などによる買収劇を繰り返しながら,ついに今年の春,出版会社 "Raufeld Verlag" が両紙を買収したことにより同じ傘の下に入りました。
Tip は紙もきれいで,文化的なイベントを重視し,Zitty は政治的(反政府的?)な面が強いように思えます。
いずれにしても,ベルリンのイベントなどの情報はもとより,一体ベルリンにはどんな人間たちがいて,今何が起こっているかを知る,良い情報源だと思います。
ベルリン市やベルリン観光局などが提供している公的な情報とは

広い,とにかく広いベルリン

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ベルリンは広い,とにかく広い。892平方キロメートルも350万人の人口も,東京やロンドンの住民は驚かないかも知れませんが欧州大陸では大都会。まずは,大体の地理を頭に入れ,効率の良い移動を行わないと短期間の訪問者には時間のロスになります。離れた場所はS-Bahn,小回りの良さはU-Bahn,融通が利くのはバス。
さすがに,全交通機関を管理しているベルリン交通公社 Berliner Verkehrsbetriebe の Webサイトは分かりやすく,詳細に説明されています。

>>> ベルリン交通公社(英語)
>>>

寝ない都市の魅力に欧州諸国から集まる若者たち

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ベルリンには,日が暮れるころ起きて,夜中に出かけ,夜が明けると家に帰って寝る生活リズムの人たちが結構いる,ドイツでは珍しい24時間社会です。
そんな西ベルリンの伝統を引き継いだのか,統合ベルリンはヨーロッパのオールナイト・パーティー都市として有名になり,朝まで踊りたい若者たちがヨーロッパ中から集まって来るようになりました。
工場跡のテクノ "Berghain/Panorama Bar", アングラ・パーティー "

トルコ第三の都市ベルリンで生まれたドゥナー・ケバブとカリー・ソーセージ

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ドイツのB級グルメで王者の位置を競うのが,トルコに無いトルコ料理 "Döner Kebab",そしてカレーソーセージ "Curry Wurst"。おいしい焼きソーセージにカレー粉なんかかけないでくれ,と思っていたのはどうやら筆者だけだったようで,あれよあれよと云う間にドイツを席巻しました。生みの親の立ち食いソーセージ屋さんは,往年の東ベルリン地区。ベルリンの壁が建てられ,ケチャップが手に入らなくなった1960年,苦肉の策だったとか。>> Konnopke´s Imbiss: Schönhauser Allee 44 A, 10435 Berlin (Prenzlauer Berg)

徴兵拒否の若者たちであふれていた西ベルリン

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以前は徴兵と体制に反する若者たちが創る破壊文化が特徴だったベルリン。東西が融合して次世代の若者を欧州各地から惹きつける新たな魅力にも,破壊文化を引き継いだような,自由を求める人間の乾きを感じます。

都会はもともと何でもあり,だけれども,特に(西)ベルリンは昔からそうでした。東西ドイツが統合して,リッチ生活への欲望と反リッチ社会 への渇望がますます大きくなっているようです。金がなくても楽しむ創造性と自由,そしてネットショップにない意外性と手触りの良さは蚤の市にあり。天気の 良い日曜日は,壁公園 "Mauerpark" で寛ぎたい。

信じられないほどの悲劇の史実が信じられなくなる怖さ

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ナチス政権によるホロコースのユダヤ人迫害だけが特異な時代の汚点のような印象を受けることもありますが,9世紀以来さまざまな形で欧州全土に広がっていたユダヤ人迫害の歴史は奥が深い。
また,世界に知られるペルガモン博物館が改装工事のため,今年の9月29日から約5年間休館となります。それまでにベルリンを訪問される方はラッキー !!

耳を澄まして聞きたい「壁」の声

berliner mauer 1

ベルリンに来たら歴史。19世紀初頭の華麗な時期よりも,心の底の底まで不条理で打ちのめされた世界大戦の跡を肌で感じたい。
ベルリンの壁の芸術家集団
"East Side Gallery"
ベルリンの壁記念館
"Gedenkstätte Berliner Mauer"
ベルリンの壁博物館 "