まずは地元の雑誌から情報収集

 

tip zitty w400TIP vs ZITTY

ベルリン市民,正確には西ベルリン市民がベルリンの情報源として購読していた(東京のぴあのような)週刊誌は,Tip派とZitty派に分かれていたといっても過言ではありません。
東西ドイツ統一後,他の都市でも発行を始めると共に,新聞社などによる買収劇を繰り返しながら,ついに今年の春,出版会社 "Raufeld Verlag" が両紙を買収したことにより同じ傘の下に入りました。
Tip は紙もきれいで,文化的なイベントを重視し,Zitty は政治的(反政府的?)な面が強いように思えます。
いずれにしても,ベルリンのイベントなどの情報はもとより,一体ベルリンにはどんな人間たちがいて,今何が起こっているかを知る,良い情報源だと思います。
ベルリン市やベルリン観光局などが提供している公的な情報とはまた違った側面が見えてくると思いますので,お奨めです。

金がもったいないからオンラインでいう人は・・・
>>> www.tip-berlin.de
>>> www.zitty.de

 

ベルリンの二面性

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ベルリンに住んでいる人やベルリンを知っている人たちに共通する点は,外の人たちにベルリンのことを延々と語りたがることではないでしょうか。とても熱く語るので,愛国心,愛都心に溢れていることは察します。察するけれども,ベルリン通のベルリンに関する意見は,時に天と地ほどの差があります。ベルリンについての熱い討論は在ベルリンの人たちに任せるとして,訪問者でもそれらを感じることはできます。というか感じざるを得ません。

寛容と自由の精神に溢れた,若い未来都市

パリやロンドンで感じるような,長い歴史に培われて初めて発する都市の重みはありません。東西ベルリンが融合してわんさとやって来た都市開発の投資者たちが,将来のベルリンの発展を願って金を出しているのか,何でも許されるから一攫千金を狙っているだけなのか分からない部分があります。
1990年代からベルリンの都市開発は目を見張るものがあります。資金の出所は知る由もありませんが,新天地ベルリンを求めてやって来る人材が多い理由は想像がつきます。
やってみなはれ,You never know,という空気に包まれると,自分の発想に忠実に限りなく頑張る。頑張って進むと,さらに自由が広がる,という希望に溢れた若い未来都市なのです。

 

堕落と欺瞞を自由に摩り替える,救いようの無い破壊都市

ベルリンは恐らく昔から何でもアリの空気のある都市のようです。ベルリン人は小市民的で保守的な人たちを軽蔑しているように思えます。ドイツ国外で多くの人たちに一目置かれているドイツ人の国民性ともいえる,規律,マナー・行儀の良さ,室内の整頓などは臭いらしく,ドイツ人の一般的な国民性なんか持たない,自分は解放された人間性を持っている,と思い込んでいるのがベルリン(在住)人です。
ヒットラーが多くの芸術絵画や書籍を焼き払った世界には絶対に二度と戻ってはならないと思っているのか,それとも所詮人間は多かれ少なかれナチスのような価値観に囚われ,自分は違うと叫んでいるのかも知れません。いくら新しいものを建設しても,それが日常の光景になったら破壊したがるのがベルリン人です。そう考えると,今のベルリンに将来の希望は見出せないし,多くの光景が,軽く,醜い。
他人に非難されたくないから自分も他人に寛容を装う。自由とは名だけで,自分の能力を過大評価しているから,いつかは化けの皮が剥がれる。都市で言えば,経済の見返りが見込めず,資本が離れ始めたときにそれが分かる。今は,救済金だけで成り立っていることを気がつかないベルリン人。いずれ,すべての失敗を他人のせいにする。ベルリン空港の大失態でも気がつかない,救いようの無い破壊都市。

ぜひ,ベルリンに広がる新しい建物や道路をくまなく見て廻ってください。希望を感じるか不安になるかは分かりません。

まずは,Spreebogen から

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