すでに2月初旬にホットスポットだったイシュグル

州全土から毎冬スキー観光客が集まってくるアルプス。なかでも,イシュグルはスキー後の夜のパーティーで広く知られるオーストリア・チロル地方のリゾート村。ここから多くの感染者が北欧やスペイン,ドイツ,オランダなどに帰国してからウイルスを拡散させたのは事実。ただ,最初は一人と思われていたのが実は数人以上,3月と思われていたのがすでに2月初旬だったらしい。

ischgl w640スキーリゾートでは夜になると多くの人が中心街に集まるが,スイス・イタリアの国境に近いイシュグルはスキー後の楽しみの多彩さで特に有名なので,スキー半分パーティー半分を目的に訪れる国際観光客は夜になるとどっと繰り出す。

最初はバーレストランの従業員が3月に感染したことが分かっていたにも関わらず,注意を出さず事実さえも隠していた自治体イシュグルが経済パニックを恐れていたとして非難されていたが,さらなる調査によって,2月初旬にイシュグルに来たスイス人やイタリアからやってきたスカンディナヴィア人がすでに感染していたらしいことが分かってきた。

いずれにしても警告が出されないまま,1ヶ月以上の間,パーティーなどで感染した多くの人たちが欧州諸国の母国に帰って拡散に一役買ったことになる。
ただ,2千人以上のスキー客(多くはドイツ人)がイシュグルに対する合同訴訟を行おうとしているけれども,リッチなスキーリゾートとして知られるイシュグルだけに,母国でとてつもない多くの感染者・死亡者を出した裕福な仲介者が自分は被害者として損害賠償金を請求することに対して一般人から賛同を得られるかどうかは不明。

プログラム提供元: CComment