ウイルス拡散を巡る多くの陰謀説

謀説は「なるほどね,そうだよね,それに違いないよ」と,簡単に納得してしまう説得力のある「できた話」なのだけれども,基本教育を受け分別のあるはずの,意外と多くの普通の人たちがいくつもの陰謀説を信じていることは昔から思っていたので,今回のウイルスの世界的流行を巡っていろいろあっても不思議ではない。ただ,少なくともドイツに関しては,他国との比較においてややベターな流れだったこともあり,メルケル政権のウイルス対策を支持する8割近い市民の声で小さくなっていた。それが,ロックダウンの解除が近づくにつれ,一気に爆発した感じだ。まずは,

● インフルエンザと比較するとコロナウイルスはましな風邪

陰謀説とは言えないけれども,3月ごろまではなぜか医療専門家でもこのような意見を述べる人が結構いた。

● コロナウイルスは研究所で開発された生物兵器

トランプ米大統領の発言を待つまでもなく,武漢にある世界最大のウイルス研究所から発生した可能性の言明は以前からあったし,ロシアなどはアメリカの研究所による拡散についても示唆していた。
1981年に発行された本(„The Eyes of Darkness“,Dean Koontz)でも,武漢の研究所を発生源とする世界パンデミーの世界が描かれている。

● 秘密結社による新たな世界秩序の構築

何十年も前から多様な秘密結社の陰謀については語られているので,このような大事件が起こると再び陰謀者探しが始まるけれども,未だにユダヤ陰謀説になることが多い。

● 医療支援財団のカムフラージュで世界覇権を狙うビルゲイツ

新型ウイルス世界大流行を予言し,すでにワクチン開発に出資して特許を取得していたのはおかしい。多額の利益だけではなく,マイクロサイズのチップをワクチンと共に注入し,それを元に全世界の人類を管理制御する計画だ。

● 5Gの電波による疾病

第5世代の通信システムのスタートと同時に発生しているのは偶然ではない。その証拠に5Gが(まだ)無いアフリカでは感染者が非常に少ない。

● メルケル政権による陰謀

2012年,ドイツ政府は中国を発生源とするパンデミー発生のシミュレーションを行い,対策についても詳細なレポートを作成していたが,これは対策のためのシミュレーションではなく,作為的な計画書だったのではないか,というわけだ。
ドイツの極右はこれを掲げ,メルケル打倒のデモを行っている。

プログラム提供元: CComment