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スカンジナビア諸国は時代の先取りをしているだけではなく,なぜかいろいろな面で手本を示しています。男女平等は当たり前,ジェンダーや第三の性を早々と認めたのも北欧諸国。資源に恵まれた裕福な地域というイメージと共に,環境保護においても一般市民が非常に積極的です。
中でもスウェーデンは2006年にすでに欧州諸国内で最も少ないCO2排出国となっていますが,にもかかわらず,„Flygskam“ 運動が続けられています。「飛ぶことは恥だ」という意味の „Flygskam“ は2018年の流行語大賞にも選ばれています。

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環境保護において指導的な役割を果たしている国・・・だったドイツ。
過去10年ほど,EUが定めた大気の有害ガスの規定量をたびたび超えて警告を受けているのもドイツ。
汚染はディーゼル車による排ガスに止まらず,地下水,つまり飲料水にもおよび,非人間的な大量畜産に対してもEUから叱られるありさまです。南ドイツ新聞などは,「もうドイツはEUから警告の通知を受けることに慣れっこになっている」と揶揄しています。

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プラスチックに溺れる地球。そのほとんどは再生されることなくゴミとして捨てられています。工業先進国に住む人々が陥りがちな誤解は,「分別してリサイクリング用のコンテナに捨てているから大丈夫」というもの。ドイツのプラスチックのリサイクリング率はわずか16パーセント。日本もドイツと並び,プラスチック生産と消費量において「恥ずかしい」チャンピオンになりつつあります。

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大型クルーズ船と海上で過ごす観光はますます人気が高くなり,ドイツの造船業も下火から立ち直るほどの好景気のようです。
テレビでドイツ女性が話していました。
「余生を海辺で過ごせることを楽しみにしていたのに,窓を閉めなきゃならないほど空気が汚いんですよ」
海はきれいでも,窓から見える景観をすっぽり埋めているのは大型クルーズ船。今朝窓を拭いたばっかりなのに「ほら,こんなにもう汚いでしょ」と改めて拭いた布の汚れをカメラに見せる女性。

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「イノベーション」という言葉がさかんに叫ばれるようになったのはいつごろでしょうか。
いずれにしても,もはやあまり意味をなさないような「革新的な新モデル」が毎月のように市場に出てきます。多くの消費者は,自分は厳しい目を備えたユーザーであると思っているかもしれませんが,結局,製造者や広告会社,それに経済省・経済団体の「仕掛け」にまんまと乗っているような気がします。
日本人は新しいモノが好き,それが経済の活動力となって発展してきた,とよく言われます。事実かもしれません。

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ドイツ連邦環境庁によると,2018年,二酸化窒素の排出量がEU規定値よりも高かったドイツの都市は2017年度よりも8都市少なかったそうですが,それでも57都市が規定値を超えた空気の汚染度。
ヨーロッパ全土を対象にEU指令が規定する,二酸化窒素の排出量が1時間当たり200 µg/m3を超えてもいい許容限度は年間18日。ドイツでは1990年から2015年までは徐々に大気汚染は改善されてきたのですが,2016年から再び,特に都市での汚染度が高くなっています。ただ,ひとくちに大気の汚染度,または悪化したといっても実際の空気の状態を見極めるのは大変。

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