プラスチックに溺れる地球。そのほとんどは再生されることなくゴミとして捨てられています。工業先進国に住む人々が陥りがちな誤解は,「分別してリサイクリング用のコンテナに捨てているから大丈夫」というもの。ドイツのプラスチックのリサイクリング率はわずか16パーセント。日本もドイツと並び,プラスチック生産と消費量において「恥ずかしい」チャンピオンになりつつあります。


plastic waste 2 w600h350"Plastic Atlas 2019" によると,過去60年間に全世界で生産・消費されたプラスチックは83億トン。人間ひとり当たりが1トンのプラスチックを使用した計算になります。
それらのほとんどは,再生されない使い捨てプラスチック品や包装で,常に増え続けています。
コカコーラだけでも880億本の使い捨て瓶,毎時1000万本のコーラの瓶が捨てられているわけです。
ドイツで消費されているプラスチック瓶を並べると,1年間で地球から月に13回届く計算になります。因みにコカコーラは31回。

ドイツも日本も輸出大国・・・ゴミまでも!

実はドイツではプラスチックの再生率は約45パーセントであると思われていました。ドイツ連邦環境庁をはじめとする公の機関の発表を信じていたのです。実際に再生率45パーセントという数字が公表されていたかについては定かではありませんが,45パーセントというのは「プラスチック品の実消費量の45%が分別されてプラスチック処理工場へ運ばれていた」ということのようです。
プラスチック廃棄場の再生率は実はあまり高くなく,16パーセントだった,というのが最近の環境レポートです。

また,プラスチックを含む多くのゴミが輸出されています。先進国のゴミの受入国はいわゆる開発途上国。火力発電エネルギーへの使用にしても効率は悪く,大気汚染だけではなく,受入国の自然環境にも被害を及ぼしていることになります。
このような,ゴミ輸出のトップはアメリカ,次いで日本,そしてドイツです。

 


プログラム提供元: CComment