market 1ドイツの市場 - 
今も昔も市の主役は,地元の農産物と工芸品  

行者にとっても滞在者にとっても,市場は人々の生の姿や生活の様子を垣間見ることができる最高の場です。特に週末の青空市や蚤の市は,家族連れも多いので,人々の観察から多くの発見があります。ですから買い物をしなくても,生活の匂い溢れる市にぜひ出かけたいものです。

ただドイツの市場に関しては,スーパーマーケットに押されてか,南欧と比較するともともと人が自然体で集まって来るパルコ文化が弱かったのか,ドイツの市は元気がないし需要も少ない気がしてなりません。
新鮮で豊富な地域産の農産物の種類が多くないことなども理由かも知れません。しかし,ほとんどの町や村では,少なくとも土曜日,通常は週に2,3回開かれてはいるので,ドイツの生の生活を知る意味でもぜひ行ってみたいところです。

特にドイツや北ヨーロッパでは,農産物に振りかけられたあまりに多い農薬や化学薬品などに対抗するように,有機食品を求める人たちが増えているので,市ももっと復活するかも知れません。

町の中心かつ象徴でもある古い教会と周りの広場が残されている自治体などでは,市の文化が守られているようです。
大道芸人などがいると,さらに雰囲気が盛り上がります。
ただ,本当は農家直送ではなく,また安いわけでもない出店も結構多いので,ディスカウントスーパーと同じ生活必需品が無造作に並べられた演出に騙されないように・・・

プログラム提供元: CComment