■ ワクチン接種の遅延で避難轟々だったドイツが走り出した。1日あたり百万強の接種ペース。     ■ かつては斬新な考えを持った前向きな人たちを指していた「水平思考」。今ではコロナ否定・コロナ政策反対者の別称として定着 - "Querdenker"     ■ ワクチン接種者やコロナ陽性から治癒した人たちに「正常生活」の権利を与えるための条件,「EUワクチン証明書」が簡単に偽造可     ■ ポーランドの医療破壊が現実的に,人口当たりのコロナ感染死亡率が世界最大     ■ 脱石炭の期限や環境保護政策,そして上昇した効率性の追い風を受け,一気に高まるオフショア風力発電の将来性     ★ ☆ ★ ☆     ■ 外出制限の強化は基本的人権の侵害にあたるとしたドイツ憲法裁判所への訴えは却下     ■ 世論調査でCDUを抜きトップになった結果を受けてか,次期首相の座を狙う方針を示し始めたドイツ緑の党     ■ Brexit から Scexit へ。議会選挙を間近に控えるスコットランドで盛り上がる独立運動。さらにウェールズも?

ドイツ・ワインの歴史    

wine collage イツワインの魅力や特徴,そしてワイン王国フランス産との違いも徐々に知られるようになりましたが,まだまだフルーティーな白ワインだけが浸透しているようなドイツワイン  

人類の歴史よりもはるかに古い,1億4千年前にすでに存在していたといわれる葡萄の木は,氷河期を経た100万年ほど前から徐々に南欧の地域に増え始めたといわれています。

紀元前50年頃,シーザーが西欧を征服したときは,現在のフランスの地域にはすでにギリシャからの葡萄の品種が存在してワインも作られていましたが,現在のドイツの地域では,ギリシャからの葡萄の木もあり,ギリシャのワインの味を知っている人たちもいながら,ワイン製造の技術は伝えられていませんでした。
ローマ帝国が現在のドイツ地域で最初に征服した町はトリア,そのトリアから(現在のコブレンツまで流れる)モーゼル川沿いの地形を利用してワイン栽培が始まりました。というか,ワイン無しでは暮らせないローマ人が,自分たちのために苗木をイタリアから取り寄せ,葡萄の栽培とワイン醸造を始めたのです。
その後,野蛮な(?)ゲルマンの多くの部族が侵入し(ゲルマン人の大移動),最終的にローマ人を追い出したとき,ワイン栽培もワイン文化も破壊されました。

再びワイン作りが始まったのはフランク王国時代。カール大帝の強い奨励を受けた修道院の僧侶たちがワイン作りを地元の人々に指導した結果,多くの地域にワイン栽培技術が新たに伝えられて今日に至っています。現在でも多くのワインに修道院を意味するクロスター(Kloster)や僧侶(Mönch)という名称や記述が見られるのはそのなごりです。