IT・電話・インターネット
ソーシャルメディアの法的規制
ソーシャルネットワークへの軽犯罪的な書き込みに対する法が発効され,Facebook,Twitter を筆頭とするEUおよびドイツのSNSプロバイダーは,法に反する書き込みテキストは24時間以内に削除することが義務化されています。
同時に,ソーシャルメディアで公開された違法行為や個人的に傷つけるようなテキストなどを,Facebook,Twitter,Youtube などに誰でも報告できます。報告を受けたプロバイダーは内容を調べ,違法性が明確な場合は削除する義務を負います。
ただ,実際的には違法かどうかの判断は司法の管轄であり,民間会社が行う権利はないため,ハーケンクロイツ(ナチスのシンボルの十字架)の使用やホロコースの否定など明示的な違法行為を除くと,個人的な中傷行為の調査は困難を要すると思われます。
つい数日前もAFDの代表のTwitterが数時間に渡りブロックされたばかりです。
このように,発言自由の権利を主張する人がいる一方で,プロバイダーとしては違法を訴えられるのを避けるために,グレーゾーンに属する公開内容はどんどんソーシャル・ネットワークから削除されることも心配されています。
ドイツ・ワインを知るドイツ語
ドイツの旅でワインを注文,
これだけ知っていれば十分
白ワイン - Weißwein(ヴァイスヴァイン)
Riesling(リースリング)
Müller-Thurgau(ミュラー・テュルガウ)
Silvaner(ジィルヴァーナー)
Grauburgunder(グラウブルグンダー)
赤ワイン - Rotwein
Spätburgunder(シュペートブルグンダー)
Dornfelder(ドーンフェルダー)
辛口 - trocken(トロッケン)
中辛 - halbtrocken(ハルプトロッケン)
甘口 - lieblich(リープリッヒ)
■ ドイツ・ワインのトップ 10
Riesling(リースリング)
酸味の強さと桃のようなフルーティーな芳香。ドイツ,そしてお隣のフランス・アルザス地方で白ワインといえばリースリングと言うほど,白ワインの王者の地位を確立しています。ただ,リースリング特有の味はあっても,辛口から甘いワインまで様々なので,レストランなどでリースリングを注文するときは,辛口(trocken),中辛口(halbtrocken),甘口(lieblich)などの一言を付け加えてください。 Müller-Thurgau(ミュラー・テュルガウ) リースリングとグーテデル(Gutedel)を組合わせて,スイス・テュルガウ地方のヘルマン・ミュラーが1882年に初めて醸造。若い白葡萄を醸造したテーブルワインとして日常的に飲まれる白ワイン。 悪く言えば,面白みも,自慢するほどの特徴もありませんが,良く言えば,くせがないのでどのような食事でも機会でも提供でき,高価なミュラー・テュルガウなどはないのでいくらふるまっても懐は痛みません。
Spätburgunder(シュペートブルグンダー)
赤ワインの王者。7世紀にフランスのブルゴーニュ地方から僧侶がドイツに持ち込んだピノ・ノワール(Pinot noir)です。 ドイツの赤ワインは,知っている限りピノ・ノワールしかなく,高級ワインでもデキャントするようなワインではありませんが,フランスのブルゴーニュ・ワインが好きな人ならば,微妙な違いがドイツのシュペートブルグンダーを楽しむ要素になりかも知れません。 Dornfelder(ドルンフェルダー) 濃い赤色で強い味,ややベリーやチェリーの香りがします。力強い味の赤ワインならば,ドイツではおそらくドルンフェルダーしかありません。ただ,安かろう・悪かろうのドルンフェルダーもかなり多くありますから,ラベルのチェックが必要です。
Silvaner(ジィルヴァーナー)
味も口当たりも強い白ワイン Kerner(ケルナー) 詩人,Justinus Kerner に因んで名づけられた,若摘みの白葡萄からWürttemberg Weinsbergで,トローリンガーとリースリングから作られる白ワインPortugieser(ポルトギーザー) ロゼのような淡い赤色で味もまろやか。原産地は,名称のポルトガルではなく,オーストリア。 Grauburgunder / Ruländer(グラウブルグンダー/ルーレンダー) フランスのピノ・グリ(Pinot gris)で強い味。南ドイツ,シュパイヤーの商人,Johann Seger Ruland がブルゴーニュ地方から葡萄の苗木をドイツに持ち込んだ。 Weißburgunder(ヴァイスブルグンダー) ブルゴーニュ・ワイン(Pinot blanc)の中で最も色が明るく,味も新鮮で軽く,若いうちに飲む白ワイン。 Bacchus(バッカス) カシスやナツメグの強いエキスのような香りが発散される白ワイン。苗木の名称は,古代ローマ時代の有名な醸造家に因んで付けられた。 もうひとつのワインの種類 ビオ・ヴァイン(Bio-Wein) 有機ワインですが,ブドウの栽培地はチューリップなどの花々や香草などに囲まれた農地で,人工的な物質や化学肥料などは一切用いられません。このような有機ワインが生産されるブドウ栽培地はドイツ国内で約2000ヘクタール,ブドウ栽培地全体の約2パーセントを占めています。 醸造者にとっても仕事量が増える割にブドウ収穫量もワイン生産量も少ないので,必然的にワインボトルの価格も割高になります。EUビオ基準に準拠して生産されたワインボトルにはビオ・ラベル(Bio-Siegel)が貼られています。 フェーダーヴァイサー(Federweißer) 羽(Feder)が漂うように半分ぐらい発酵した酵母菌の粒子がワインの中で浮いているので濁っているような不透明な白ワインです。ブドウの香りが強くて甘いワインは,夏の終わりに最初に採取されるブドウから作られるので,ワイン祭りには欠かせません。ビタミンBや酵母菌からの栄養分もたっぷりで,キッシュやフラムクーヘン(Flammkuche, Zwiebelkuchen)などとの相性が良いようです。ただ,アルコール含有量は,4パーセントほどの軽いワインから11パーセントもある強いワインまでさまざまなので,甘さにつられて気楽に飲むと危ない部分もあります。
ゼクト(Sekt)
すでに出来上がったワインに砂糖と酵母菌を加え,改めて発酵されたワインです。シャンパンと呼ぶ人たちもいますが,当然ながらフランスのシャンパーニュ産以外の発泡ワインをシャンパンと呼ぶことはできず,似ても異なり,ほとんどのドイツ産ゼクトは値段も手ごろながら,品質もシャンパンよりは一段階落ちる気がします。個人的
な意見に過ぎませんが・・・
品質等級(Qualitätsstufen)
ドイツ・ワインの品質等級は,ターフェルヴァイン(テーブルワイン),ラントヴァイン(上級テーブルワイン),特定のブドウ栽培地生産の品質ワイン,そしてワイン自体の評価レベルに準じた品質ワイン,これらの4種類に分類されています。 ターフェルヴァイン(Tafelwein) 品質等級では最も低いレベルのテーブルワインです。多くは料理に使用するような品質で,人によっては頭が痛くなるようなワインもあるので,やや要注意。 最低アルコール度は 8.5%~9.5% で,糖分を加えることが許されています。 ラントヴァイン(Landwein) ターフェルヴァイン(テーブルワイン)と同じカテゴリーですが,品質的には上級になります。懐を痛めず(2~4 €)日常の食卓を飾るに十分な品質を持つワインも結構ありますが,ほとんどは白ワインで,ある程度の品質を備えた赤ラントヴァインを見つけるのは容易ではないような気がします。 いずれにしてもテーブルワインの品質はすぐに落ちるので,できるだけ新しい(1~2年)ワインを選んだほうがいいと思います。
特定栽培地の品質ワイン(QbA: Qualitätswein bestimmter Anbaugebiet)
ドイツのワイン用ブドウ栽培地として指定されている13地域で栽培されたブドウ100%を使用したワインに与えられるラベルなので,品質保証というよりも原産地保証という認識でしょう。モスト(ブドウ果汁)に糖分を加えることは許可され,最低エクスレ度は50度となっています。 公認機関の審査に合格したワインのボトルには "Q.b.A." というラベルが貼られています。 注)2012年より,同一栽培地のブドウの割合は,100%から最低85%に下がったという記述もありました。
品質等級ワイン(Prädikatswein)
数年前まで品質等級付きの品質ワイン(Qualitätswein mit Prädikat)と呼ばれていた品質保証ワインです。糖分を加えることは許されません。 このレベルになると,筆者のような一般人は,どのワインでもおいしく感じるので,選択基準はそれぞれの味の好みになると思います。 つまり,6段階に分けられているドイツの品質ワインの分類基準は,モスト(ブドウ果汁)の糖分の量を表すエクスレ度なので,ワイン味の品質には多くの別の要素が関係 しながら,等級自体は「甘さ」で決められているわけです。 下記のような品質保証の指標と共に,2000年から,クラシック(Classic)またはセレクション(Selection)という記述を加えることができるようになっています。
「クラシック」は栽培地の典型的な特徴を有する品質ワインに,「セレクション」は限られた生産量の辛口の高級ワインに記されます。 まぁでも,筆者レベルの2級グルメがレストランなどの食事でドイツの白ワインを選ぶときは,メニュー(Speisekarte)に"Kabinett" と記されたワインがあったら,通常は間違いないと思っていいでしょう。
カビネット(Kabinett)
最低エクスレ度は73度。糖分が最も少ないながらも辛口という感じはなく,アルコール分も低く,ブドウの芳香が強いので,典型的なドイツおよびフランスのアルザスのワインの味といえそうです。
シュペートレーゼ(Spätlese)
直訳すると「遅い時期に摘まれたブドウ」の粒で作られるので,辛口好みには甘い味,甘口好みはまろやかな味と言うと思います。
最低エクスレ度は85度です。 アウスレーゼ(Auslese) 十分に熟した,最高品質に属するブドウで作られたワイン。 最低エクスレ度は95度。
ベーレンアウスレーゼ(Beerenauslese)
全熟からさらに時間を置き,選択されたブドウの粒で作られる最高級ワインで,超まろやかな味。 最低エクスレ度は125度。
アイスヴァイン(Eiswein)
直訳すると,氷ワイン。非常に高い糖分と酸味は,凍結したブドウの粒に含まれ,食事には不向きですが特殊なワインとして日本人やアメリカ人に人気が高いようです。 最低エクスレ度は125度。
トロッケンベーレンアウスレーゼ(Trockenbeerenauslese)
貴腐して,干しブドウのように縮んだブドウの粒は150度以上のエクスレ度があるので,天然の甘みを持つワインとして最高級と云われています。
ドイツ・ワインの歴史
人類の歴史よりもはるかに古い,1億4千年前にすでに存在していたといわれる葡萄の木は,氷河期を経た100万年ほど前から徐々に南欧の地域に増え始めたといわれています。
紀元前50年頃,シーザーが西欧を征服したときは,現在のフランスの地域にはすでにギリシャからの葡萄の品種が存在してワインも作られていましたが,現在のドイツの地域では,ギリシャからの葡萄の木もあり,ギリシャのワインの味を知っている人たちもいながら,ワイン製造の技術は伝えられていませんでした。
ローマ帝国が現在のドイツ地域で最初に征服した町はトリア,そのトリアから(現在のコブレンツまで流れる)モーゼル川沿いの地形を利用してワイン栽培が始まりました。というか,ワイン無しでは暮らせないローマ人が,自分たちのために苗木をイタリアから取り寄せ,葡萄の栽培とワイン醸造を始めたのです。
その後,野蛮な(?)ゲルマンの多くの部族が侵入し(ゲルマン人の大移動),最終的にローマ人を追い出したとき,ワイン栽培もワイン文化も破壊されました。再びワイン作りが始まったのはフランク王国時代。
カール大帝の強い奨励を受けた修道院の僧侶たちがワイン作りを地元の人々に指導した結果,多くの地域にワイン栽培技術が新たに伝えられて今日に至っています。現在でも多くのワインに修道院を意味するクロスター(Kloster)や僧侶(Mönch)という名称や記述が見られるのはそのなごりです。
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ビールの消費量が若干減り始めると共に,ワインの愛好家が増え,それに伴い「ワインを日常的に嗜む程度飲む人は健康」とさかんに言われていた時期がありました。 定かなことは分かりませんが,「ビールを好んで飲む人よりも,ワインを飲む人の方が日常生活の中で健康意識が高い」というのが真実に近い気がします。
また,ワイン生産地に近い地域に住んでいる人たちと,葡萄畑を身近に知らない地方の人たちや都会の住民とは,明らかに大きな違いがあります。ドイツ全土にチェーン店を持つ大規模なスーパーマーケットでも,ワイン生産地の店舗にあるワインは種類・量共にとても多いのは,消費量の違いを物語っていると思います。
ドイツ人はドイツ・ワインを好んで飲む,というのも正確ではありません。
食事用ワインについて云えば,ドイツ・ワインと並びフランスのワイン,特にフランスの赤ワインの人気は根強く,イタリア,スペインに並び,南アフリカ連邦,オーストラリア,そして米国(カリフォルニア)のワインも多く輸入され,専門家からも高い評価を得ています。
ドイツ・ワインの生産地
ワイン法で定められたドイツの13のワイン生産地域 デンマークに近いドイツ北端の地域でもワインが生産されていた時代もありましたが,長時間の太陽光線を必要とするワイン用ブドウの品質を,毎年安定して保つことはできず,現在ではドイツ中部以南,ほとんどは南ドイツ地方が主なワイン生産地になっています。 「ドイツ・ワインはフルーティーな味の白ワイン」というのが一般的な認識だと思いますが,総生産量の6割が白ワイン,3割が赤ワイン,1割がロゼとなっています。
もうひとつの特徴は,甘っぽい味を好むドイツ
人が多いせいか,それとも食事にワインを飲む習慣があまりないため甘いワインの生産量が多く,その味に慣れたドイ
ツ人に提供するためか,辛口ワイン(trocken)は5割弱,中辛口(halbtrocken)は2割強,そして3割以上が甘口(lieblich)となっています。
個人的には中辛口でも,イタリアやフランスのワインと比較すると甘い感じがするので,半分ぐらいが甘い(品質が高いとフルーティーという言い方もできますが)という印象です。
ドイツのワイン生産地域はワイン法により,以下の13地域に定められています。
総面積は10万2千ヘクタール,最も広い地域はライン・ヘッセン地方の2万6500ヘクタール,続くプファルツ地方(2万3400ヘクタール)のバード・デュルクハイム(Bad Dürkheim)では世界最大のワイン祭りが催されます。 また,北緯51度に位置するSaale-Unstrut(ザーレ・ウンシュトゥルート)は,長年の歴史を有するワイン用ブドウ栽培地としては世界北端の地域です。
Arbeiten in Deutschland
ドイツで働く
EU諸国共通やドイツ特有の番号など,ドイツに居住または事業を行っているすべての個人や法人を識別する,知っておきたい3種類の識別番号
ドイツの3種類の識別番号
● 納税者識別番号
● 納税番号
● 付加価値税登録番号
義務が伴う,伴わないにかかわらず,上記のように類似した個人・法人の識別番号があるので取得していなくても理解していると請求書の発行者などの身元確認に役立ちます。
納税者識別番号(Steuerliche Identifikationsnummer)
名称には「納税者」が付いていますが,実質はドイツ人だけではなく(外国人居住者を含む)全ドイツ市民に割り当てられ,(結婚して名前などが変わっても)一生変わることのない国民番号です。2008年に発足しているので,以降は生まれたときから発行される11個の番号です。構成による分類はないので番号に意味はなく,個人識別以外の情報は何も含まれていません。
この番号の「納税」は「所得税(Lohnsteuer/Einkommensteuer)」のみが対象で,付加価値税(Umsatzsteuer)など他の納税においては,別の番号が使用されます。日本人でも,遅くとも仕事を見つけて労働契約を交わすときに聞かれますので,通常は初めての住民登録後に郵送されますが,もし持っていない(失くした)場合は問い合わせて,常に大切に保管されることをお奨めします。(失くしても新たに教えてもらえますが最大2ヶ月ほど要するので,かなりの時間のロス)
家族の場合は全員ひとりひとりが独自の番号を取得しています。
知らない,忘れた,の場合は,給料明細や所得税確定通知書などに記載されています。
就労していなくても,児童手当の申請などで必要になりますので,不明な場合は問い合わせることができます。
しかし郵送に限り,メールまたは電話で通知されることはありません。また,居住届けと異なる住所への郵送を希望する場合は委任状が必要になります。問合せ後,郵送されるまで6週間ほど要します。
連邦中央税務局(Bundeszentralamts für Steuern)
問合せフォーム(Bundeszentralamts für Steuern)
納税番号(Steuernummer)
名称は上記の納税者識別番号と似ていますが,同じくドイツに居住する全ての自然人および法人に割り当てられる,この納税番号は,居住地を管轄している税務署から発行される番号ですので,転居,結婚,起業など状況が変わると新たな番号が割り当てられます。
就労していない配偶者でも,確定申告などで必要になることがあります。
通常はスラッシュで区別された3種の番号ですが数字数は異なります。
例: 123(連邦州)/ 456(管轄税務署)/ 789(識別番号)
付加価値税登録番号(USt-IdNr.)
Umsatzsteuer-Identifikationsnummer は基本的には誰でも取得でき,法人・自営業・フリーランサーなどにとってメリットは高いですが必須ではありません。
ドイツ以外のEU諸国と商売している,または行う可能性のある人・企業は,付加価値税還付の簡素化に必要になりますし,国外の取引先・顧客から番号を教えてくれるよう求められることもあります。
国の識別番号(ドイツはDE)および9個の数字で構成されているEU諸国圏共通の番号です。
例: DE 123456789
したがって,ドイツ国内のみで事業を行っている小規模会社や個人事業者・フリーランサーなどは不要と云えますが,取得しておくメリットもあります。
商業用便箋には,名称や住所などのほかに,付加価値税登録番号(USt-IdNr.)も必ず明記しなければなりません。悪用される恐れがあるせいか,納税番号(Steuernummer)の記載は任意になりました。
付加価値税登録番号(USt-IdNr.)の申請は,最寄りの税務署または連邦中央税務局で行うことができます。
申請に必要な情報は,氏名(法人は会社名),住所,管轄税務署,納税番号,です。
注)下記のオンラインフォームはドイツ連邦中央税務局のホームページに付けられたリンクですので間違いないようですが,ブラックの匂いがするので個人的には別のレイアウト構成を望みたいところ。
申請フォーム(連邦中央税務局)
連邦中央税務局
連邦中央税務局(付加価値税登録番号のインフォメーション)
郵送・ファックスで申請する際の宛先:
Bundeszentralamt für Steuern
Dienstsitz Saarlouis
66738 Saarlouis
Bundeszentralamt für Steuern
Ludwig-Karl-Balzer-Allee 2
66740 Saarlouis
Tel.: 0228 / 406 - 1222
Fax: 0228 / 406 - 3801
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