ドイツの多くの若者たちは,ベジテリアンに近い健康志向
世代と共に変わる食の形
ドイツ人が好きなドイツ料理と付け合せ
まずはポテト,そして世界共通の,小麦粉を練って創るバリエーション
ドイツの「食」のベストセラー
外国料理というより,コスモポリタンなファーストフードはやっぱり強い
ピツァ(Pizza)
ナポリのピツァがニューヨークに渡り,世界に広まった。類似したパイ式料理は多いけれども,イタリアン・ピツァの王の座はまだまだ譲れない。ナポリタンはシンプル,ドイツ・ピツァはてんこ盛りのトッピング。
ドゥナーケバプ(Dönner Kebap)
ドイツ生まれの,トルコにもなかったトルコ料理。時代を超えたヒット食になり,現在ではトルコでも高人気だとか。ラムを主とした秘密の混成肉で,当然ながら牛肉や豚肉は厳禁。しかし,要望に応じて,鶏肉,そして最近はヴィーガン・ドゥナーまで出てきたとか。
ソーセージの国ならではの肉食文化
肉の消費量は減りつつも,毎日,肉なしでは生きられない人たちも(特に男性)
カリーヴォースト(Currywurst)
ダントツ人気だった焼きソーセージがカリーヴォーストに押されつつある。元祖は定かではないけれども,東ベルリンの屋台主が共産圏の調味料不足の中で考え出した苦肉の策,というのもひとつ
フリカデレ(Frikadellen)
アメリカ移住者のハンブルク人がアメリカ人に「これは何だ」と聞かれ,「ハンバーガー(ハンブルク人の意)」と答えたのが世界に広まった? 日本のメリケン粉にも通ずる,ホントかウソか分からない逸話。
ザウアーブラーテン(Sauerbraten)
牛肉のマリネ料理。肉を数日間,赤ワインなどに漬けて柔らかくする方法を用いた調理はどこの国にもある。ドイツではザウアー(酸っぱい,の意)ブラーテン(焼く,の意)と呼ぶように酢味が強い