Wohnen in Deutschland
ドイツの住居と不動産

Miete und Mietspiegel
ドイツの家賃と相場

ドイツでは2010年を過ぎた頃から急に上がり始めた家賃が留まるところを知らず，不動産バブルが心配されています。
アパートを探す場合，（払える）家賃の検討と共に，世間の相場を知りたいと思うのは普通。
そこで，知っておきたいのが，MIETSPIEGEL （ドイツの家賃の相場）です。
現在，ドイツ国内では約500の自治体が年末前に公表しています。

ドイツ交通・建設・都市開発省（ドイツの家賃相場）

2016年1月現在のドイツ全土の平均家賃は 7 € / m2，高い地域で 9 € / m2 ですので，相場としての指標になります。

ミュンヘンに次いで家賃の高い都市，デュッセルドルフ市内の家賃の相場 （2016年1月）は下記の通りですが，地区によっても大きな差があり，旧市街が意外に最も安くて1平米8ユーロ，新港開発地区のモダンなハーフェン地区が14ユーロで最高，オーバーカッセル地区は，11.69ユーロとなっています。

アパートの広さで比較すると，1平米あたりの家賃は1-2部屋の狭いアパートが最も割が悪く，中規模のアパートが最も割安です。4部屋以上，100平米以上は物件が少ないせいか，ワンルームほどではないにしろ，高い上昇率です。

大学町は慢性的な住居不足

授業料がほぼ無償のドイツの大学は留学天国と称されることが多いようですが，人気の高い大学町は過去数十年来，つまり家賃の安い独立アパートやWG（共同アパート）に限らず，「住む場所」を探すことは常時困難であることを認識する必要があります。

独立・共同を問わず，代表的な大学都市における30平米のアパートの平均家賃は下記の通りです（2018年）

賃貸アパートの家賃の相場:

ベルリン
デュッセルドルフ
フランクフルト
ミュンヘン
ハンブルク
シュトゥットガルト
その他のドイツ各都市の家賃の相場: www.wohnungsboerse.net