Wohnen in Deutschland
ドイツの住居と不動産


schufa w400

知っておきたい SCHUFA 信用情報

ドイツに住んでいる6630万人から収集した個人データ6億8200万,および企業からの情報データ420万がシューファによって管理されています。
ドイツ人口の4分の3に相当しますので,ドイツ在住の成人の全員と考えていいと思います。ドイツで銀行口座を所有している人は何らかの情報が,法に準拠した手続きで SCHUFA に収集されています。

シューファの正式名は,Schutzgemeinschaft für allgemeine Kreditsicherung(一般貸付保証の保護団体),つまり信用情報会社で,SCHUFA は略称です。

ドイツでアパートを借りる場合,通常保証人を必要とされることはありません。しかし,一旦貸してしまうと借主の権利が強くなってしまうせいか,それとも2-3ヶ月の保証金では賄えないほどの損傷を受けることを恐れているのかどうか定かではありませんが,多くの家主が入居人に SCHUFA からの個人情報を提出するよう要求するのが一般的になってきています。

基本的に SCHUFA に保存されている個人情報は,債権・債務における信頼性を測るための物差しとして用いられます。ですから,賃貸アパートなどの場合,銀行などからの貸し出しを求めているわけではありませんので,どこかに債務がなければ,貯金ゼロでも基本的に問題はありません。しかし,収入に比例しない借金や月賦払いなどがあると,危険指数が出てくるようです。また,口座を持たない人は SCHUFA から,金を貸すにはアブナイ人,という評価を受けます。

これらの点において批判を受けているのもシューファです。実は,シューファは独自の指標に基づいて個人のクレジット信頼性の点数をつけていますが,評価の元となる情報はシューファは独自に収集していないのです。
パートナーと呼ばれる,銀行,保険会社,証券会社,金融ブローカー(日本のような悪徳サラ金は有り難いことにありませんが,あればサラ金からも)などから情報を集め,鵜呑みにして分析しているので,間違いがあっても自分が誤っているとは言わず,最終的に訂正されても多大な時間と労力がかかってしまいます。

個人情報を得ることができるのは,基本的に本人のみですが,間違った情報が長年放置されていると,いつか大きな不利を蒙ることにもなりかねません。それで,財務コンサルタントや消費者組合などは,1-2年に一度,自分の個人情報をシューファから取得することを推奨しています。誰でも1年に1回は無料で取得できることになっているのですが,シューファのWEBサイトで個人情報を申し込む際,有料の方法ばかりがまず表示され,無料の申し込み方法が明確でないことも批判されています。

SCHUFA 個人情報の無料版の申込み方法

schufa bonitatsauskunft kostenlosまず,SCHUFA のサイトから個人の信用情報(Bonitätsauskunft)を探します。
「家主への提出書類などとして必要な信用情報」として大きく書かれたリンクをクリックすると,左図のように有料申込みに誘い込むページが表示されます。
WEBサイトの構成デザインはときどき変わるので,異なるかもしれません。
このページの場合は,左メニューの "Datenkopie (nach Art. 15 DS-GVO)" をクリックします。
"Datenkopie (nach Art. 15 DS-GVO)" が無料の信用情報ですので,左ページのようなメニューがないページに辿り着いた場合は,"Bonitätsauskunft" および "Datenkopie (nach Art. 15 DS-GVO)" をキーワードに検索してみてください。

schufa bonitatsauskunft kostenlos 2メニューの "Datenkopie (nach Art. 15 DS-GVO)" をクリックすると,左図のようなページが表示されます。
申込みページを見ると有料版のほうが多くの情報または機能が付いているように見えますが,情報自体の内容は同じですので,情報のみが欲しい場合は十分です。
ただ,郵送ですから,急を要する際は有料版しか選択技はない可能性もあります。
ですから,アパート探しなどの際は,数ヶ月前でもいいので余裕をみて早めに取得しておくといいでしょう。

いずれにしても,アパートを借りるときや,分割払いで商品を購入するときなど,シューファのデータ提出を求められたら,シューファのWEBサイトから申し込みます。
申し込みに理由は不要ですから,何も無くても勿論,申し込むことができます。
申込みの際に,任意として,パスポートなどの身分証明書や居住証明書のコピーも添付できるようになっています。
義務ではありません。「これがないと,個人が特定できない場合,新たな問合せが必要になり時間を要することがありますよ」,と半分脅しのようなテキストが記されています。因みに筆者は居住証明書のコピーのみを添付しました。

また,法人組織などの信用情報も取得できます(有料のみ)。

SCHUFA
SCHUFA 個人情報申し込みフォーム

SCHUFA で自分の信用度が低かったら・・・

心当たりがない場合は,内容に間違いがないか調べます。データ間違いの場合は速やかに通知すると即訂正されます。
未払金などの場合は支払った時点で即訂正されますが,負債などで法に反する問題があった場合は解決してからも1〜3年間削除されない可能性があります。
因みに,金持ちの点数が高く,低いのは貧乏人,など,裕福レベルにおける点数の違いは基本的にありません(無いことになっています)。


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