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berlin flughafen 1小荷物配送

手紙類はドイツポストを利用するのが当たり前でも,小包などは,1995年のドイツポストの民営化以後,多くの会社が出てきたので,比較する価値があります。ドイツポストはDHLと共同経営ですので,郵便局での小包発送,および日本からのDHL経由の小包は郵便局が担うことになります。

ドイツポストの小包料金

宅配会社

世界で初めて宅配システムを築いたのがクロネコヤマトかどうかは知りませんが,日本にはあるのにヨーロッパになかった宅配,または民間の小荷物配達サービスが出てきたと思ったとたんに,参画企業間の熾烈を極める競争になりました。ようやくドイツにも最低賃金が導入され,配達ドライバーの労働条件が改善されると思いきや,未だに税込み1000ユーロの配達人が非常に多いと云われています。また,日本と同じく,派遣労働者が多いことも労働条件の悪化に拍車をかけています。

一般小荷物の日本への発送は,まず価格の比較から

大きな荷物は船便で,時間に余裕があるときはSALで,という決まりコースは当てはまらなくなりました。
まずはオンラインで簡単に行える,価格と条件の比較サイトを利用するのも一方法です。
重さ,寸法,行き先などを指定すると即数社の価格と条件が表示されます。

https://www.packlink.de

さて,ドイツには次のような宅配会社があります。日常の生活で小包などを送る場合は,自宅に一番近い配収所か郵便局を利用することが多いと思います。

DHL

郵便局との共同もあり,ドイツで最大のシェアを持ち,人気も高いようです。

UPS

トラックのデザインや従業員のユニフォームで違いを出しているのか,個性的が人気の理由に挙げられています。

Hermes Versand

やや不便な場所でも営業していたり,狭い配収所の雰囲気が家庭的だったりで愛着を持っている人も多いようです。料金もドイツ国内の小包の場合,相対的に一番安い料金体系です。

その他の宅配会社

DPD
Fedex
TNT
Iloxx
GLS / German Parcel

定期的に日本に荷物を送る法人などは,複数の会社に問合せ,別途契約を結ぶとサービス的にも料金的にも良い条件が得られます。一般の人や小事務所で度々送る人は,IloxxやGLSも検討の価値有りです。


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